めんたい重だより vol.19

博多みやげの雑貨の中でも、ひときわ目を引くのが、半面型で目じりが下がった表情が特長の「にわか面」のデザイン。
福岡市無形民俗文化財の郷土芸能「博多にわか」の半面が、モチーフのもとになっています。

博多にわかの起源は諸説ありますが、江戸時代から継承されているようです。1 人で演じる「一口にわか」や 2 人で演じる「掛け合いにわか」、
芝居形式で演じる「段物にわか」などがあります。

「にわか面(半面)」と呼ばれる面に「ボテカズラ(かつら)」を被った演者が、博多弁を使い、話の最後に地口(同じ発音で意味の違う、しゃれ言葉)のオチをつけるという、笑いの伝統芸能。日常生活や世相が題材の温かいユーモアで、会場は大盛り上がり!とにかく笑いたいときに、ご覧いただきたいです。

毎年 8 月は「博多盆仁和加(にわか)大会」、11 月には「秋季博多にわか大会」「天神
博多にわかライブ」など、各種イベントで観覧できます。