めんたい重だより vol.15
毎年 5 月 3 日~5 月 4 日は、福岡市内で「博多どんたく港まつり」が開催されます。
例年、200 万人を超える観客が集うお祭りで、博多三大祭りの 1 つ。
国の重要無形民俗文化財にも指定されています。その起源となるのが『博多松囃子』(はかたまつばやし)です。
博多松囃子は 4 つの流(ながれ=地区グループ)があり、どんたくパレードの幕開けを飾るほか、
期間中は官公庁・警察署・ホテル・寺社などを祝って廻ります。
福神流(福禄寿)、恵比須流(夫婦恵比寿)、大黒流(大黒天)の三福神の流と、稚児流。三福神は、それぞれにお面をつけ、
手には団扇(うちわ)やタイなどを持ち、華やかな衣装で馬に乗り、随伴の子供たちが「言い立て」(祝言)を歌います。
祝われた側は、その返礼として「一束一本(杉原紙の 1 束と扇 1 本)」を手渡しし、ご祝儀や酒、紅白の蒲鉾、乾物などでもてなすのが風習です。
稚児流では、天冠をかぶった少女たちが優雅な舞いを披露します。
また、一行が持ち歩く「傘鉾(かさぼこ)」の下をくぐると、無病息災のご利益があるとされています。チャンスがあれば、くぐってみたいですね。
「元祖博多めんたい重 西中洲」の店舗のすぐそばにある「天神中央公園」では、どんたくのステージが設置され、毎年賑わっています。
店舗は、ゴールデンウィーク期間中も休まず、営業いたします。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
カテゴリー
コラム