めんたい重だより vol.3
春の訪れを感じる今日この頃、福岡では毎年ゴールデンウィーク期間中の5月3日・4日の2日間「博多どんたく港まつり」が開催されます。
全国から訪れる人は毎年200万人を超え、博多祇園山笠・筥崎宮放生会とともに博多を代表する祭りの一つとしても知られています。
筑前国続風土記(貝原益軒著)によると、1179年(治承3年)に始まったと記されており、博多松囃子(松ばやし)を起源とする、840年余の歴史を持つ伝統行事です。
語源はオランダ語で“日曜日”を表す語 zondagが訛った言葉だそうです。
1871年(明治4年)に祝日を指す言葉として明治政府が広めたと言われており、のちに日曜日(休日)に行われる祭りという意味でも使われるようになりました。
元々は「松囃子どんたく港祭り」という名称でしたが、1962年(昭和37年)に市民総参加の「博多どんたく港まつり」と改めて現在に至ります。
祭りのメインイベントは、博多どんたく隊によるパレードです。
名物の花笠を中心に様々な衣装を身にまとった参加者が街中を練り歩きます。
大型車両に約1000万個以上のLEDや造花が飾られた「にしてつ花自動車」も見どころのひとつで、その華やかなで大胆なデザインに思わず目を奪われます。
さらに、天神の新天町商店街では、先着で「しゃもじ」をゲットできるので、しゃもじを持ちながら最後のお祭りイベントに参加するのも良いですね。
「博多どんたく港まつり」はゴールデンウイークの思い出作りにぴったりのイベントです。
博多どんたくで思う存分お祭り気分を楽しみましょう!
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